日本の高校を出てから外国の大学に進学する場合は、本科の前に英語の補強授業や準備課程を受講する必要が出てきますが、現地の高校卒業資格を持っているとそのまま大学への出願が可能になります。カナダではアメリカと同じ教育制度が使用されているため、卒業後の進路は国内に留まらずより多岐に渡ります。 インターナショナルバカロレアなど国際的に認められているカリキュラムを終了された場合はアメリカ・カナダ問わずヨーロッパやオセアニアなどの大学への進学も可能です。
留学生の受け入れに積極的な学校は海外の生徒向けに英語の授業を設けているので、言葉に自信がない生徒も臆せず応募することができます。また、日本の学校でもしっかりと授業を受けて(平均以上の成績が望ましい)、出席率も良ければ入学許可をもらえる可能性が高くなります。
カナダは留学生のサポート体制がとてもしっかりしており、公立の学校でも英語の補強クラスがカリキュラムとして提供されています。 日本人スタッフや日本語の先生がいる学区では万が一英語での相談が難しい場合は日本語で対応ができます。 また、ブリティッシュコロンビア州をはじめとするたくさんの州から毎年多くの学区が来日し、大使館での留学フェアを行います。学区側も日本からの生徒さんを求めているだけあって現地でのサポートも積極的に行っています。
カナダの高校にいきなり入るのは自信が無いという方でも、入学前に私立語学学校やサマースクールなどで英語を学ぶことも可能です。現地高校で必要なスキルを事前に学ぶことができ、環境にもより早く慣れていただくことができます。
カナダでは未成年の方が長期で留学をする場合、必ずカストディアンという後見人の登録が必要となります。カストディアンは現地での生活を監視し、1人1人の留学生の親代わりとなる大切な存在です。 単独渡航の場合カストディアンがいないとビザ申請が出来ないのですが、その分現地での安全が確保されます。